「貯蓄は増やしたいけれど、投資ってなんだかよくわからないし難しそう…」
そう思ってなかなか重い腰が上がらなかったのですが、少しずつ行動に移してみると、案外シンプルで続けられるものでした。
今回はわたしが実際にやっている貯蓄方法についてご紹介します。
先取り貯金
独身時代から数年、いや十数年と続けているのが「先取り貯金」です。これは本当におすすめの方法です。
「余った分を貯金しよう」と思っても、実際には金額が安定せず、手元にあるとつい使ってしまうもの。
だからこそ、給料が入ったら無理のない金額をあらかじめ貯金に回すのがコツです。
毎月決まった額を先に取り分けておけば、自然と残りのお金でやりくりできるようになり、貯金が習慣化していきます。
積み立てNISA
数年前から積み立てNISAを始めました。
最初は仕組みがよく分からず「難しそう…」と腰が重かったのですが、一度始めてしまうとあとはコツコツ続けるだけ。
わたしの場合はS&P500やオルカンといったインデックスファンドを選んで、毎月自動で積み立てています。値動きがあっても一喜一憂するのではなく、「長く続けるのがコツ」と思って気にしすぎないようにしています。
正直、最初の一歩を踏み出すまでは不安でしたが、今では「もっと早く始めていればよかった」と思うくらいです。
iDeCo
iDeCoは個人型の年金制度で、老後資金をコツコツ準備するための仕組みです。わたしは子育てを機に退職したあと、企業型DCからiDeCoへ移換する流れで運用を始めました。
選んだ商品は iFree8資産バランス。株や債券などをバランスよく分散してくれるタイプです。また、リスクをできるだけ抑えつつ長期運用できるのが安心ポイントです。
iDeCoは基本的に60歳まで引き出せない制度です。そのため「将来のためのお金をじっくり育てる場所」という感覚で続けています。積み立てNISA同様、目先の増減に振り回されず、時間を味方にするのがポイントだと実感しています。
貯蓄の見える化
わたしにとって大事なのが「貯蓄の見える化」です。
毎月の金額をエクセルに記録して折れ線グラフにしています。右肩上がりの線を見るたびに思わずニヤニヤ…(笑)。
小さな金額でも積み重なっていくのが実感でき、自然とやる気につながります。
実は「MoneyForward」も使っていますが、私は課金していないのでグラフ機能までは使えません。
だからこそ、自分で入力してグラフをつけるエクセルが一番しっくりきています。手間はかかりますが、そのぶん達成感も大きいです。
さいごに
わたしが続けているのは、特別な方法ではなく、無理なく・長く・自分に合ったやり方です。
先取り貯金で基盤をつくり、積み立てNISAやiDeCoで未来に備える。さらにエクセルで「見える化」してモチベーションを高める。
そんな小さな積み重ねが、気づけば安心感につながっていました。
投資や貯蓄は専門的に学ぶことも大切です。
しかし、まずは「自分でもできるかも」と思える小さな一歩から始めるのがおすすめです。
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