現役産業保健師が解説 | 採用面接で失敗しない準備と質問対策

現役産業保健師が教える!採用面接で失敗しない準備と質問対策 キャリアと働き方

「産業保健師の採用面接ってどんなことを聞かれるの?」
就職や転職を考えるとき、このような不安を抱く方は多いのではないでしょうか。

わたし自身、これまでに3度の入社面接を経験してきました。
面接のたびに緊張も不安もありましたが、
その都度しっかり準備することで、無事に採用までたどり着くことができました。

今回は、わたしが実際に聞かれた質問や、事前に準備しておいて良かったことを中心にまとめています。
これから産業保健師の就職や転職を考えている方の、少しでも安心材料になれば嬉しいです。

産業保健師の採用面接で実際に聞かれたこと

わたしはこれまでに、以下の採用面接を経験しました。
・新卒採用(産業保健師):大手企業での採用面接
・キャリア採用(産業保健師):産業保健サービス会社(複数企業の健康支援を請け負う会社)での採用面接
・キャリア採用(行政保健師):会計年度職員の採用面接

面接で実際に聞かれた質問と、ポイントをまとめると次の通りです。

自己PR

「自分の強みやこれまでの経験をどのように仕事に活かせるか」を見られます。
具体的なエピソードを添えて、簡潔に伝えると効果的です。

志望動機

なぜ産業保健師としてこの会社で働きたいのか、具体的な理由を整理して伝えると良いです。
面接官は「会社で活躍できる人か」を確認しています。

前職でがんばったこと

前職でどんな成果や工夫をしてきたかを聞かれます。
単に仕事内容を並べるのではなく、自分が取り組んだこと、工夫したこと、結果を簡潔に伝えるのがポイントです。

前職を離れた理由

「退職理由」ではなく、ポジティブに次の仕事で何を実現したいかを伝える質問です。
キャリアの前向きなステップとして説明します。

ここでどんな仕事をしたいと思っているか

「この会社でどのように活躍したいか、どんな関わり方をしたいか」を聞かれます。
面接官は、本人の希望と会社の業務が合うかを確認する意図があります。

苦手な人が職場にいたときどう乗り越えるか

人間関係やコミュニケーション能力を見られる質問です。
「相手を理解しながら、仕事を円滑に進める工夫ができるか」を具体例で示すと良いです。

車の運転はどのくらいできるか

派遣型や複数企業を訪問する業務では、移動手段として車の運転能力を確認されることがあります。
普段から運転しているか、通勤・訪問に問題がないかを伝えると安心です。

希望の勤務時間

会社の条件と自分の希望が合うかどうかを確認する意図があります。

その他

* 新卒採用の際は、「産業保健師に求められること」の小論文がありました。
* 行政保健師の場合は、担当する地域や住民への貢献意欲を重視されました。

産業保健師の採用面接前に準備しておいてよかったこと

自己分析

自分の長所や短所を書き出してみましょう。
短所も単なる欠点として捉えるのではなく、どのように活かせるかを考えることが大切です。
採用面接は、自分自身を振り返るよい機会にもなりますので、ぜひゆっくり考えてみてください。

面接練習

実際の面接を想定して、受け答えの練習をしておくことも有効です。
自分の受け答えを録音して聞いてみると、思ったより早口だったり声が小さかったりすることに気付けます。
自分の言葉で、相手に伝わりやすい表現を意識しましょう。

新卒の場合は、友人や先輩、学校の先生に協力してもらい、面接練習を行うのもおすすめです。
アドバイスをもらうことで、自信を持って本番に臨めるようになります。
また、入室や退室のマナーなど、面接内容だけでなく基本的な社会人としてのマナーも身に付けておきましょう。

産業保健師として持っておくといいスキル

産業保健師の仕事は、対面での健康支援だけでなく 意外と事務作業も多い のが特徴です。
たとえば、健康診断の受診管理、健康診断結果の解析、資料作成など、パソコンを使った作業が頻繁に発生します。

そのため、多くの企業では 基本的なパソコンスキル が求められます。
具体的には、タイピングはもちろん、Word・Excel・PowerPointを一通り使えると安心です。

ただし新入社員の場合は、パソコン操作やメールでのマナーなどは 新人教育として教えてもらえる企業が多いです。
そのため、そこまで心配する必要はありません。

産業保健師の面接で重視されるポイント

最後に、わたしが面接の中で一番大切だと感じていることをお伝えしたいと思います。

それは 「人を思いやる姿勢」 です。

産業保健師は、従業員の健康を支えるだけでなく、企業の一員として多職種と連携しながら働く職種です。
そのため、相手の立場に寄り添い、丁寧に話を聞き、柔らかく関わることがとても大切になります。

これまでに採用後に伺ったお話や、面接に同席した経験、そして採用を検討する側の視点などを振り返ってみても、
やはり共通して重視されているのは 「思いやりがある人」 であるということでした。

もちろん、知識やスキルがあるに越したことはありません。
ただ実際の現場では、それ以上に話しかけやすい雰囲気や相手の気持ちに配慮できる姿勢が求められます。

産業保健師の仕事では、人に寄り添う姿勢がとても大切になります。
そのため、わたし自身も仕事の場面だけでなく、日々の生活の中でも
「感謝すること」や「謙虚であること」を大切にして過ごしています。
こうした積み重ねが、面接や実際の業務の場面でも自然と伝わるのだと感じています。

さいごに

採用面接では、緊張して思ったことがうまく言えないこともあります。
それは誰にでもあることです。

大切なのは、事前準備をしっかり行い、自分らしい笑顔で臨むことです。
面接官もあなたの人柄や誠実さを見ていますので、完璧である必要はありません。

就職や転職は、新しい環境でのスタートです。
不安や迷いもあるかと思いますが、あなたの経験や思いは必ず誰かに届きます。
素敵なご縁が見つかりますように、心から応援しています。

▼産業保健師の関連記事はこちら
産業保健師になりたい!求人が少なくても諦めない就職活動の方法
現役産業保健師による仕事内容紹介

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました